短編、二ヶ月かかってぎりぎり昨日(10日)に完成。かろうじて出品。祭りもおしまい。

 初めの崇高な理想もなんのその、最後はもういんちきな突貫工事*1であった。さらに言うと、既知のバグや未実装の機能も色々あったり。

 当然、期限が許せばなぁと言うのはあるけれども、その代わり、納期厳守の中でとりあえずでも動くものを作ることが出来たので良い経験にはなった。

 そんなわけで、これから色々改良することは出来るけど、とりあえず現状のままの形で公開してみようと画策中。記念に。

 今回は「開発手法」「設計」と言うあたりに注力したので、内部構造の面では今までより確実にしっかりしたものが出来た。コーディングが突貫工事過ぎてコードが冗長だったりと言う問題はあるけれど、逆に言えばそんなへたれコードでも、全体がそこまでぐちゃぐちゃにはならなかった。素晴らしい。

 あと、電車での時間の使い方を一つ会得した。コーディングはきつい*2けど、設計書を含む各種ドキュメントなら電車の中でも問題なく作業出来るものが多いみたい。

 これはかなりおいしい。

 今回のそれで言えば、詳細設計書の半分以上は行き帰りの電車内で書いた。日中に作業時間が全く取れない日が続いても、しかも帰ってすぐに寝てしまうとかでも、一日あたり二時間半くらいは作業が出来た。

 行き帰りの電車の中だけで全てのドキュメントを完成させて、コーディングは一週間ちょいでらくらく~とか夢だなぁ。

 現実にはまだ評価とかあるし、守秘義務とかもあるからそう上手くは行かないけど、お金や責任の絡まない開発(学術研究、趣味etc)なら、十分可能性はありそう。

*1)下流工程で見つけた不具合を直すのに、きちんと上流工程からやり直してない。評価の工程をすっ飛ばした。やたら冗長なコード。などの悪逆非道の数々。それでいて、土日で計20時間労働とかそういう。

*2)正確にはコーディングだけならまだマシなんだけど、GUIでの操作を前提としたシステムを試すのにマウスが使えないのはつらい。あと、バッテリー駆動中に頻繁にコンパイルするのも避けたいところ。

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