「結婚宣言」で大炎上!アイドルに禁欲を押し付ける日本の男の異常性
http://diamond.jp/articles/-/132690

この記事を読んでいたら、ヤマトの過重労働の記事を思い出しましたの。


「アマゾン多過ぎ」ヤマトドライバーから悲鳴続出、「利便性」が生んだ過酷な実態
https://www.bengo4.com/internet/n_5530/


ヤマトの記事は、消費者に責任があるような話になっていますの。
でもヤマトの現場が忙しいのは、消費者のせいでもAmazonのせいでもなくて、Amazonからの仕事を受けると決めたヤマトの経営者の責任ですの。

一方、アイドルの記事ではファンが悪いような話になっていますの。
これも同じで、結婚宣言したアイドルが炎上するのは、ファンのせいでも事務所のせいでもなくて、アイドル本人の責任ですの。

どちらも、商品(サービス)を買った消費者のほうに責任を求めているけど、それは間違った考え方ですの。合法的に売ってるものを買っている限り、消費者に責任は問えないですの。

この件が非難されるのは、恋愛禁止のアイドルって書いてある商品を注文したら、代金を振り込んだあとに、表示と違う商品が届いて、しかも返品・返金不可というところですの。

初めから、プライベートで彼氏がいるアイドルって書いてあれば、なにも問題はなかったのですの。

記事の主張が通るなら、ヨーロッパで、発酵禁止の大豆って書いてある商品を注文したら納豆が届いて、返品・返金を断られて怒ってるお客さんに、納豆という健康食品を理解しないヨーロッパ人の異常性とか言って非難するのも通ることになりますの。

消費者の嗜好は人の数だけ色々にあるのだから、そこに善悪は無いですの。
売り手は売りたくない商品があれば、売らないことも出来ますの。
ただ、表示と違う商品を売るのは悪ですの。

ちなみに、納豆も大豆も大好きですの。