たまには気軽なことを書こうとおもったら、ものすごく疲れることになりましたの。疲れてしまったので、タイトルは適当になってしまいましたの。

事の始まりは、こんな記事があったので、

 女性ゲームキャラの胸揺れ、英ガーディアン紙が現実的な表現求める
 http://www.gamespark.jp/article/2015/01/24/54418.html

本題のむずかしい問題をスルーして、技術的なところから茶々をいれてみたら面白いかなって。そういう、余計なことを考えたせいですの。

記事で言われてるのが、「バイオハザード HDリマスター版(PS4)」の主人公の話だったのですの。とりあえずどうなってるのかプレイ動画で確認しようとしたのですけど、バイオハザードなのですの。

しかもシリーズ中で一番怖いっていわれてる、最初のバイオハザードですの。

ホラーだから画面も暗いわけですの。自分で動かしてないから細かいところ全然わからないわけですの。ゾンビでてきますの。見えないからフルスクリーンにして凝視してると、だんだん涙が出そうになってきますの。その間、主人公はぜんぜん見えないのに、ゾンビ急にアップになってものすごく怖いわけですの。

そんなおそろしい思いをすること1時間、ようやくこの動画の0:07くらいのところで発見しましたの。

 【PS4】バイオハザードHDリマスター ジル編 PART2 ~セーブ部屋到着
 https://www.youtube.com/watch?v=vy4UJlGfDYY

なんていうか、微妙すぎですのー!

元記事の女性軽視って、「性的な対象として設定しないで欲しい」みたいな意味だとおもってたのですけど、これはむしろダイレクトに軽視というか、手抜きというか。

擬音で書くと、ぴょこんぴょこんみたいな。

なんで揺らそうとおもったというか、やるならもうちょっと頑張って欲しいですのというか。そもそもPS4版だけの要素で、GC版だと無いそうですの。

たぶん、ボーンは両胸で1つで、動きは手打ちなんだと思いますの。PS4なら性能すごいんだから、ボーンは1つずつ割り当てて、モーションキャプチャーか物理演算のどちらかは使えばよかったのにって思いますの。(*)


本当は、書こうとおもってた結論は、

「柔らかいものを揺らすっていうのは技術的にも、処理能力的にも大変なことなのですの。だから、せっかく揺らすからには、ちょっと多めに揺らしちゃおうっていうのは仕方がないことなのですの。だって、カメラをアップにしないとわからないような微妙な効果なら、削って他の要素を作りこんだ方が合理的ですの。」

というようなことだったのですけど、実物が想像とぜんぜん違ってたせいで話が真逆になってしまいましたの。。

元はといえば、元記事の記者さんが「毛布の中で2人のハゲ頭の男がレスリング」とかおもしろいこと言うからいけないのですの! それどんな体験談なんですの。
というか、この記者さんがどんな遊び方してたのかが謎すぎますの。


(*) 偉い人にあとから「胸揺れ追加で」とか言われたのかしら。。

 はんぶんメモですの。

 Licensing: Frequently Asked Questions
 https://www.virtualbox.org/wiki/Licensing_FAQ

 (ゆるゆる訳)

(略)この情報は、ライセンス簡略化のためにパッケージが再設計されたVirtualBox 4.0以降において正しいものです。

1.VirtualBoxは、どのようなライセンスの下でリリースされていますか?
 基本パッケージ(拡張パック以外のすべて)はGNU一般公衆利用許諾契約書V2の下でリリースされています。基本的に、これはVirtualBoxの完全なソースコードを入手することを意味し、あなたはそれを配布し、変更することができます。ただし、あなたもGPLの下ですべての修正を提供することを条件とします。 
 あなたが拡張パックで機能の追加をしたい場合には、個人的な使用または評価目的のために無償でそれらを使用することができます。両方のパッケージ(VirtualBox基本パッケージと、VirtualBox拡張パック)は、ダウンロードページから入手可能です。

 (訳ここまで)

 ということなので、VirtualBoxは、4.0以降で基本パッケージだけを使うならGPL(v2)が適用になるので、つまり、無償で商用利用が出来るみたいですの。

 ふだん、VMwareの無償版を使ってたのですけど、これは商用利用が出来ないのですの。VMwareはGPUの扱いに強くて、3Dゲーム動かしたりするのに良かったのですの。でも、今回動かしたくなったのはお仕事ソフトなので、それなら大差は無いはずですの。

 というわけで、ひさしぶりにVirtualBoxを使ってみようかなってお話ですの。
 VirtualBoxはまだ、入れてすらいないですの。

 イメージとしては、開発環境とかテスト環境とか、たくさんそろえておいて、いつでも必要なときに環境がじゃじゃーんって出てくるっていうのをやってみたいのですの。出来たらすごく嬉しいですの。世の中ばら色ですの。

 でも、言うはやすし、仮想OS関係はライセンスが複雑で絶対大変なのですの。。

 新年最初になに書こうかなって、いろいろ考えましたの。
 結局いつもどおりですの。

 Amazon倉庫で身分を隠して働いた記者が語る「過酷な労働環境」とは?
 http://gigazine.net/news/20140415-amazon-quitting-program/

 Amazonが倉庫ロボット1万5000台を導入し最大1000億円の人件費削減へ
 http://gigazine.net/news/20141202-amazon-kiva-robot/

 この二つの記事を順に読むと、すごくおもしろい流れになっていますの。

 一つ目の記事では、「Amazonの倉庫での労働は、低賃金で、しかも極限まで効率を高めた機械的(=非人間的)な労働だった」ということが書いてありますの。

 二つ目の記事では、それが「ほとんど機械に置き換わって、しかも前より安くなった」ということが書いてありますの。

 そう、機械的な作業を人間にやらせるから非人間的なのであって、機械にやらせてしまえばよかったのですの。めでたしめでたしですの。

 これの何がおもしろいのかというと、次のような道順が現実にあることが確定したところですの。

 「効率を高めた機械的な労働」
  ↓
 「機械化」

 つまり、おそらくどんなタイプの労働であっても、うっかり「効率を高めた機械的な労働」という段階に達した時点で、それは機械化されますの。労働者の側から見れば、失業するということですの。

 機械でやるほうが高くつく、という最後の砦も、機械的な作業を機械化することのハードルの低さの前には、砂のお城もいいところですの。さらさら。

 ところで、最近の企業がよくやる「コア業務だけを正社員(すくない)に任せて、末端の実働部隊は非正規社員(たくさん)に任せる」という体制は、見方を変えれば「機械的な労働と、そうでない労働の選別」とも言えますの。正社員がやっていた仕事でも、単純作業として抜き出せるものは非正規社員に投げようという話ですの。

 でも、単純作業として抜き出して非正規社員に投げた労働は、手順が洗練されるにつれ、その先で、さらに純粋な単純作業として機械に投げられていたりするのですの。

 すると全体としては、「正社員の労働が、非正規社員を経由して機械にたどり着く」という道順が出来上がっていることになりますの。

 いつまでも、あると思うな親と金。
 そんな言葉のうしろに、さらっと「労働(仕事)」まで増えてしまった世界で労働するのは、あんまり心の安らぎにはならないですの。

元旦から高熱で、きょう明日からやっと2015年がはじまりそうなかんじのわらわですの。

というわけで、遅ればせながら2015年あけましておめでとうございますの。ことしもどうか、よろしくお願いいたしますの。