情報処理学会が日本将棋連盟に「コンピュータ将棋」で挑戦状

 学会の50周年記念なのですね! おめでとうます!

 なんかまじめな企画なんだろうけど、ノリノリ過ぎて吹くしかないですね。
 わざわざ毛筆で挑戦状とか遊びすぎですv

 送る方も送るほうですが、受けた方のさらに輪をかけたキレっぷりが素敵です。

 秋に開催だそうですが、どうなるのかわくわくですね。
 いろんなソフトを同時に走らせて良いとこ取りをする作戦のようですが、どうなんでしょ。単体ではまだトッププロに勝てるようなソフトは無かったような気がしますし、合議したからっていい結果になるとも限らないですしね。

 基本はやっぱり「何手先まで読めるか=計算速度×制限時間×アルゴリズムの効率」ってところで、先読み出来た手数が人間のそれを超えられるかどうかの戦いになるんでしょうかー。

 でも人間は「漠然と予感する」とかいう卑怯なタイプの読みをかなり先まで効かせているので、単純に先読み手数で互角だったら勝てない気もします。5割くらい余分に読んでやっととんとんかなあ。

 いちおう、結構ゴツいコンピュータを持ち出してはくるようですが、先読み処理って基本、計算量が二次関数的な跳ね上がり方をするので、あんまり期待も出来ません。たとえば普通のパソコンで3分間に10手先まで読めるソフトがあったとして、同じ条件だとスーパーコンピューターでも12手先はもう読めません。

 駒が復活するので、コンピュータを使っても(ほぼ)永遠に必勝法が見つからないと評判の将棋。逆に言うと、だからこそ「考える」ことと「強い」ことが直結しているとも言えて、人工知能的には素敵なテーマなのですよね。いくら覚えゲーが強くても知能っぽくないので。。