入管法改正案、衆院を通過
https://www.sankei.com/politics/news/181127/plt1811270039-n1.html
次から次へと、悪法ばかりよくも思いつくものですの。
とりあえず、ヤフコメで見かけた擁護意見への反論を書いておきますの。
・介護や土建など、きつい仕事に日本人が就きたがらないから仕方がない
→就業したくなるまで待遇を改善するのが先
それでやっていけないような企業は淘汰されたほうがよい。介護など福祉についても、料金そのものを抑えるのではなく、料金の値上げを社会保障で吸収する形にするのがよい。日本人にしろ外国人にしろ、誰かを奴隷にさえすれば済むという発想はもうやめよう。
・高度な技能を持つ人材限定だから、一般の労働者に影響はない
→うそ
仮に優秀な人材だけを100人いれたとして、その100人がいなければその職に付けたはずの100人があぶれて下層に落ちる。すると、下層でも100人が職にあぶれて、さらに下の層に落ちる。この連鎖が、最下層で100人が職にあぶれるまで続く。いれた人材が優秀であればあるほど、かえって全体に与える負の影響は大きくなる。
と書くと、対案は?と言い出す人が多いようなので、いちおう書いておくと、対案はこの改正案の廃止ですの。
なんというか、労働者から見てようやく売り手市場になって、さあこれから賃金が上がっていくぞというときに、どうして? という気分ですの。経団連の人たちはみんな、正当な賃金を払ったら死んじゃう病気にでもかかっているのかしら?
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